祈りはまだ見ぬ命を宿した———。 祈りは目覚めを誘い、望まぬ命は生まれた 眩しい世界は二人を残して知らない色に染まる 望まれぬ命にも祝福の声は届く ただそれを気付かずに通り過ぎてしまうだけ 「やがて君が大人になればいつか気付くでしょう」 そんな言葉で逃げて夢を見せたままで 祈りは目覚めを誘い、望まぬ命に揺られて 幼い二人を残して醒めない夢の中で揺らめく 近過ぎて見えぬもの、それはあまりにも多くて 若過ぎる二人には目に見えるものが全て だけどそれは大人になればいつか見えるでしょう そんな確信の無い言葉にまた惑う 重ねた記憶の数だけ望まぬ世界は生まれた 過ぎ去りし日々は二人を残して知らぬ景色重ねる 夢を見て目が覚めて変わらぬ現実があり でもそれはまだ夢の中 二人寄り添いため息 いつか辿り着くのは違う世界 祈りは目覚めを誘い、望まぬ命は生まれた 眩しい世界は二人を残してあの日の夢見て 祈りは望まぬ世界を紡いだ———。