誰が見ても幸せそうな あの子の気持ちはあの子しか知らない 僕らが見えるものなんて ほんとにわずかで一部の一部 ぜんぜん平気、と強がって 今夜も恋人の帰りを待っている ひとりぼっち部屋の中 声を殺し泣いて君が聞く歌 その歌に僕はなりたい 心をなでてあげたい 記憶や隙間を見つけて その傷を形にしたい 誰が見ても幸せそうな あいつの気持ちはあいつしか知らない 僕らが見えるものなんて ほんとにわずかで一部の一部 満ち足りたまま 崩れない道 選ばなくても選ばれている 何も満たさない 道は作れない 空を描きながら君が聞く歌 その歌に僕はなりたい 心をなでてあげたい 記憶や隙間を見つけて その傷を形にしたい そんな歌に僕はなりたい 君が捨てたギターを誰かが拾っては また新しい歌を歌っている そんな風に全ては繋がっていくから だから大丈夫、きっと大丈夫