紙飛行機の折り方を ぼくは忘れていたんだよ 昔描いた夢の書き方 ぼくは忘れてゆくんだよ 青い春を過ごしたこと 誰かに恋をしてたこと ほらこんな風に過去形にして 記憶の隅に押しやるの 今の悩みといえば 明日提出の課題 もう数式だとか公式だとか 新しい記憶どうでもいいよ 巡ってゆく記憶を 辿ってゆけば確かにある でも生きてる意味探しては また誰かに忘れられてゆくことを怖がるの テレビの中の女の子 未来は親に奪われた 重なってくニュースに流されて ぼくは忘れてゆくんだろう 見世物にされた子供と ぼくは同じ気持ちなのに 一分一秒一瞬後でも 覚えていて忘れないで 今の悩みといえば 生きている意味がわかんないな あの子の生きてない意味はなんだ 小さな痛みはどうでもいいよ 巡ってゆく記憶を 辿ってゆけば確かにある ほらキミを求めてる声が ただ目を閉じて耳を塞いでいるままじゃ 聞こえない どんな風に生きてゆくの 大事なものを捨ててゆくの なりたくもない人間になってく自分を許すの いつか全ての人の 記憶からぼくが消えてしまっても いま生きてる事実を 誰にも変えることはできないから 巡ってゆく記憶を 辿ってゆけば確かにある ほら生きる意味や価値より ゆうならいままで生きてきた自分が 一番知っている