作曲 : yuki 作词 : yuki 編曲:yuki 「おいしょ、おいしょ 見なさい……この海の花嫁……Neriaの……ボート捌き。 Venessiaの水路は……私にとって……箱庭のようなものよ。 おいしょ……ふぅ……見えた。あそこが裏口ね」 <交易せよ> 華麗な商業都市 <改修しろ> 共和国総督邸兼政庁 蒼海の真珠 <納入せよ> 店に並べる宝石 <購入せよ> 政庁に飾る宝石 海原の后 <幸運の女神>の微笑みは 蒼海の女王へ 謳歌せよ<アドリアの女王> 働け<商人> 買え<客> 慌しき<商店> 「そこに誰かいるのかい?」 「ひゃ!見つかった!」 「んん?怪しいね、ほらっ捕まえた!」 「わっ!ふぎぎぎ……離して、離して!」 「おちびさん。一体、な~にをしていたのかな?」 「何もしてないです!」 「じゃあ、その右手の青い石は何かな~?」 「あ……え、えっと……」 「さては盗みかい?正直に答えなさい」 「うぅ……、ごめんなさい!どうか、許してください!」 「やれやれ……!その身なり。さてはお前さん、みなしごかい?」 「……えん。私、小さい頃に捨てられて」 「名前は?」 「……Neria」 「そうかい。この宝石商見習いAdriana、 善良な市民として。こそ泥Neriaちゃんを通報せねばならないな」 「お願いします!それだけは……何でも致しますので!」 「……ふふふ……何でもか。いいよいいよ、通報しない。 あと、それは安物だから、お前さんにあげるよ」 「……え、ホントに……?」 「その青石はガラクタ。 仕事でCelviaに行った時にたまたま拾ったんだが、 宝石として大した価値はないものさ」 「嘘よ……これちょっと濁っているけど、すごく大きくて高そうだわ…… 許してもらった上にこんなものまで頂けるなんて……」 「ほーら、遠慮しないの ……私も昔、親に捨てられてさ。 今の親父さんに拾われるまでは、みなしごだったんだ。 だからお前さんみたいなの、放っておけないんだよ」 「えっと……えっと……ありがとう。Adrianaさん」 「おお、気にすんな。これから、ここに住み込んできっちりと働いてもらうからな」 「え?」 「何でもするんだろ?」 「おおぅ…………えへへ……」