太陽の影 密かに呟いて 砂 巻き上げ 聳える峠に 岩に咲く花 水辺に顔向けて 火を点して 冷たい闇へと誘う 千夜 一夜 嗚呼 鳥の声 比翼の字と 眞白の髪飾り 縁 囲み 謳いたもう 古よ 僕らまだ 未知なる道 ゆく途中 険しくも 先は遥か 空 見果てぬ もし いつか 出逢う事があるなら この歌が届くまで 奏でたい未来を 静寂を討つ 儚い 硝子羽 紺碧 指す 薄絹 纏いて 我が背 洛陽 憂いを 焼きつけて 苦を共にし 別れを 敬う 鈴の音 去りし 在りし 咎 仮初と 鎖の轍 眠れる 花の人 狂い咲けど 踊りたもう 冠よ 黄金の名を連ねて 舞い戻れ 弦を引き 足を揃え 空 震わせ もし いつか 出逢う場所があるなら この歌が枯れるまで 奏でたい未来を 古よ 常しえよ 我等まだ 捨てる者に 無き 有らん 悲しくも 愛の果てに 道 間違う その時に 出逢う事があるなら この歌がこの歌を 超えるまで響かそう 古よ 僕らまだ 未知なる道 ゆく途中 険しくも 先は遥か 空 見果てぬ もし いつか 出逢う事があるなら この歌が届くまで 奏でたい未来を