Ⅷ理由

作曲、作詞：PolyphonicBranch

その先に僕たちを待っているもの
形のない希望にすがっていたんだ
加速する残響に追い越されないように
両手を握って離さないように

間違ってないと　言えない弱さ
特別なんて　誰が誰に証明するの

僕を愛する理由をくださいって
嗚呼　叫んでる
少しずつ自分を失ってゆくんだ
やがて　やがて　消えてしまう

君が歌っていた愛の歌は
誰の耳にも届くことはなくて
古ぼけたかセットテープに閉じ込めた
僕だけが知っている　愛の歌なんだ

過ぎてしまえば　大したことない
そうやって僕は　誰もいない壁に呟いてる

君を愛する理由をくださいって
嗚呼　叫んでも
少しずつ君を失ってゆくんだ
やがて　やがて　瞳をそらすだろう

このままじゃいけないって
何度も思ったんだけど
重力から逃げ出せずに
飛び出せずに

世界を愛する理由をくださいって
嗚呼　叫んでも
少しずつ色を失ってゆくんだ
やがて　やがて　透明になるだろう

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