吹き荒ぶ決別の風に散る 全てが味方だった日々 滑稽と思えばそれでいっそ 為す術など望んだりせずに 断罪も戒めも贖罪も厭わない 受け入れる時が来るだけ 呼び止める地平から 責めるような影が 幻は生き写しのように 一瞬も許さずに 漂う気配の 突き付けたジャッジ 裁きは? 戦いに蝕まれゆく世界で 孤独に覆われながら 何からも届かない錯覚が 休息のような静寂へと 諦めも虚しさも当然のバランスで 暗闇の中をたゆたう 絡み付く激しさで なじるような影は それ以上を求めているのか 何ひとつ許さずに 張り詰める過去が 揺り戻して離れない 断罪も戒めも贖罪も厭わない 背負う罰の前 独りで 呼び止める地平から 責めるような影が 幻は生き写しのように 一瞬も許さずに 漂う気配の 突き付けたジャッジ 裁きを おわり