[00:09.14]招待された覚えは無いが 黒い幌馬車が迎えに来た [00:13.24]鞭声鳴らすつぎはぎドール [00:15.20]「飛び切りスイートなもてなしを」 [00:17.21]招待状は何処にも無いが [00:19.22]揺らぐ幌馬車が向かったのは [00:21.18]高尚な程気味の悪い [00:23.27]「ようこそ我らが館へと」 [00:25.15]真っ青な顔で ふらめきながら [00:29.07]灰皿の様に彼は言う [00:33.12]「そうだ!しがらむ赤い糸も [00:37.04]全部投げ棄ててしまおうぜ [00:41.09]キャンドルの灯を灯せ 揺らせ [00:45.11]蝋が溶けるまで踊るのさ」 [00:57.15]招待客は他にいないの? [00:59.14]疑問提供も虚しくなる [01:01.17]「私とほら踊りましょ」 [01:03.05]カボチャの臭いで汚れた少女 [01:05.88]わっと驚く様な味のデザートに認めた誓いの言葉 [01:09.77]「どうぞお口になさって、きっと御気に召される筈」 [01:13.35]ラルラ! [01:17.76]「いつまでたっても夢見がちな [01:21.68]アンタもちょっと気付こうぜ」 [01:25.62]干涸びた風船 泥に塗れ [01:29.62]キャンドルの灯は灯された [01:49.76]「何を馬鹿な事を、あれはアンタが懇切丁寧に書いたんだろう」 [01:59.87]「そうだ!拍打つ赤い林檎 [02:03.63]全部投げ棄ててしまおうぜ [02:07.58]キャンドルの灯を灯せ 揺らせ [02:11.63]蝋が溶けるまで踊るのさ」 [02:15.57]「いつまでたっても甘えがちな [02:19.65]アンタもそろそろ気付いたか?」 [02:23.64]単純な程気味の悪い [02:27.61]どうやら夜明けは来ないらしい [02:31.64]「ついでに一つ確認するが [02:35.63]アンタもここで働くよな?」