ねえ この街が 夕闇に染まる時は 世界のどこかで朝日がさす 君の手の中 その花が枯れる時は 小さな種を落とすだろう 踏み固められた土を 道だと呼ぶのならば 目を閉じることでも愛かなあ この星が平らなら 二人出逢えてなかった お互いを遠ざけるように 走っていた スピードを緩めずに 今はどんなに離れても めぐる奇跡の途中に また向かい合うのだろう