新人劇作家の登竜門で「演劇界の芥川賞」とも言われる第55回岸田国士戯曲賞の選考会は昨日、東京都内で開かれ、小劇場を中心に活躍する松井周さんの作品「自慢の息子」が選ばれました。受賞作の「自慢の息子」は、自分の部屋にこもり続ける40歳の男性が母親の支援を受けて部屋に独立国を造り上げるという設定で、自分の国を侵略する人物との攻防などを通じてコミュニケーションの問題を描いた作品で、去年9月に東京の劇場で上演されて人気を集めました。岸田国士戯曲賞は、新人の劇作家の登竜門として半世紀以上の歴史がある演劇賞で、第一線で活躍する劇作家たちが選考に当たりました。受賞する松井周さんは、東京都出身の38歳。4年前にみずからの劇団「サンプル」を旗揚げして、現代人の空虚な感覚を描いた舞台などを手がけてきました。 被称为新人剧作家的成名之路,又有”戏剧界的芥川赏”之称的岸田国士戏曲奖第55届评选会在昨日于东京都内召开,以小剧场为主(活跃于戏曲界)的松井周的作品<<自豪的儿子>>获奖.获奖的作品<<自豪的儿子>>描写了一位把自己关在房间里的40岁男性在母亲的支持下,在房间里建造自己的独立国家,并通过与侵略本国的侵略者之间的攻防与其交流,去年9月在东京的剧场公演以后受到欢迎.引导新人剧作家走上成名之路的” 岸田国士戏曲奖”已经有半个多世纪的历史了,本届有数位活跃在第一线的剧作家被提名.获奖剧作家松井周出身自东京都,38岁.4年前组建了自己的剧团”典范”,剧目着力于描绘现代人的空虚感.