世界的に鉄鉱石などの資源価格が上昇するなか、鉄鋼最大手の「新日鉄」と「トヨタ自動車」は、今年上半期の自動車用の鋼板の価格を昨年度に比べ20%以上引き上げることで合意しました。「新日鉄」など大手鉄鋼メーカー各社は、中国など新興国の需要拡大を背景に鉄鉱石や石炭の価格が世界的に上昇していることから、自動車メーカーなどに対して自動車用の鋼板の値上げとともに、資源価格の値動きをより反映しやすくするため、価格改定の期間を短くするよう求めて交渉を進めています。これについて「新日鉄」は、「トヨタ自動車」との交渉で、価格改定の期間を従来の年1回から半年ごとに短くしたうえで、まだ決まっていなかった今年4月から9月までの上半期の鋼板価格については、昨年度に比べて1トン当たり20%以上、1万9000円あまり値上げすることで、今日午後、合意したことが明らかになりました。鉄鋼メーカーが、主要な販売先である大手自動車メーカーとの年1回の価格改定の期間を短縮するのは、国内では、これが初めてになります。今後、ほかのメーカーの間でも同様の価格改定が見込まれ、自動車などの製品価格に影響することも予想されます。 在世界范围铁矿等资源价格上涨的环境中,钢铁业规模最大的 “新日铁” 和 “丰田汽车” 商定今年上半年用于汽车制造的钢板价格比去年上涨20%以上. 由于中国等新兴国家需求扩大,引起世界范围铁矿及煤炭的价格上涨, “新日铁” 等各大钢铁生产公司向汽车生产厂家等供应的汽车用钢板价格上涨,与此同时,资源价格的变动更加明显.因此,要求缩短调整价格期限,由原来的一年一次缩短成半年一次, 在此基础之上,今天(15日)下午,双方达成合作共识,明确了未定的今年4月至9月间的上半年钢板价格(调整到) 19000日圆,与去年相比平均一顿上涨20%以上.钢铁生产厂家缩短和主要的销售客户大型汽车生产厂家一年一次的价格修调整期限,国内尚属首例.今后,有可能和其他厂家之间也保持同样的价格调整,预计将对汽车等的成品价格有所影响.