中国上海で環境保護をテーマにした演劇のイベントが開かれ、中国の大学生が日本の劇作家井上ひさしさんの朗読劇を演じ、水資源保護の大切さを訴えました。日本の社団法人「国際演劇協会」などが企画したこのイベントは、協会と交流を持つ浙江大学の学生20人が、今年4月に亡くなった劇作家の井上ひさしさんの朗読劇「水の手紙」を中国語で演じました。この作品は、水資源の大切さを地球規模で訴えたもので、学生たちが「地球はリサイクルの王様、その力で私たちは生かされている。というよりも水から生まれたのだから私たちは水そのもの」と力強くセリフを読み上げ、舞台を盛り上げました。このあと、子どもの権利の保護や環境問題に取り組むタレントのアグネス・チャンさんを招き、学生たちとの間で自由な意見交換が行われました。学生からは「朗読劇が観客の環境問題への関心につながればと思って演じました」などといった意見が出されました。 在中国上海展开了以环保为主题的戏剧表演大会,中国大学生表演了日本剧作家井上厦的朗读剧,呼吁保护水资源的重要.日本的社团法人 “国际戏剧协会” 等企划的本次活动,与协会有交流的浙江大学二十名学生用中文表演了今年四月份去世的剧作家井上厦的朗读剧 “水之信”.这部作品讲述了水资源对地球的重要性,学生们充分激情地朗读着台词. “地球是再利用的王者,正是这种力量赐与我们生命.尤其我们是从水中出生,我们自身就是水.” 演出达到高潮.此后,邀请了致力于保护儿童权利和环境问题的演员陈美龄与学生们自由交换意见.学生们说, “我们之所以表演,是因为我们认为朗读剧能引起观众对环境问题的关心.”