福島第一原子力発電所の事故を受けて、福島県内のJAや 酪農 協同 組合 は今日開いた 会合 で、来月 半ば までに農作物などの被害額を取りまとめ、東京電力に損害賠償を求めることを確認しました。会合には、福島県内の17のJAや酪農協同組合などからおよそ40人が出席し、JA福島中央会の庄條徳一会長が「原発事故の 収束 が見えず、東京電力と国には スピード 感ある対応を要求していきたい」とあいさつしました。 会合は非公開で行われ、庄條会長によりますと、各地域ごとに先月と今月の被害額を来月16日までに取りまとめたうえで、東京電力に 損害 賠償 を求めることを確認したということです。 一方、千葉県の農産物への被害の損害賠償を求めるため、県内のJAグループが 設立 した対策協議会の初めての 総会 が、今日千葉市で開かれ、これまでに分かっている被害の 総額 が5億3000万円に上ることなどが報告されました。 千葉県では、福島第一原発の事故の影響で、旭市や香取市、それに多古町で取れたほうれんそうなど6品目が、今月4日から22日まで出荷制限の対象になった上、買い控えや値段が大きく落ち込むなどの風評被害も受けました。 今後協議会では、出荷制限による被害額を来月20日までに取りまとめるとともに、風評被害による被害額も算出したうえで、JAの全国組織を通じて東京電力に損害賠償を求めていく方針を決めました。 受福岛第一核电站事故影响,福岛县内的JA以及奶业联合会在今天召开的会议上决定将在下月中旬之前汇总农作物等的损失金额,向东京电力提出索赔。来自福岛县内17个JA及奶业联合会的约40名成员参加了今天的会议,JA福岛中央会会长庄条德一在会议致辞中讲到,目前核电站事故仍然看不到收敛的迹象,我们希望东京电力和国家能够加快事故处理的速度。 本次会议为非公开进行,据会长庄条德一介绍,本次会议确定在下月16日之前汇总各地区的损失金额后向东京电力提出索赔。 同时,事故对千叶县农作物也造成巨大损失,为了进行索赔,县内JA组成立对策协调会首次全体会议今天在千叶市召开,会上通报迄今为止已掌握的损失金额为5亿3000万日元。 在千叶县,受福岛第一核电站事故影响,旭市、香取市、多古町所收获的菠菜等6个品种本月4日至22日被列为禁止出厂产品,除此之外还遭受观望态度、价格大幅下降等“风评被害”(指因揣测、传闻导致没有直接关系的事物受到牵连和损害)。 在本次会议上确定了索赔方针,协调会将在下月20日之前汇总禁止出厂和传言等造成的损失金额后,通过JA的全国组织向向东京电力提出索赔。