25年前、福井市で、女子中学生を 殺害 したとして殺人の罪で 服役 した男性が求めていた 再審 、裁判のやり直しについて、名古屋高等裁判所 金沢 支部は「有罪の 決め手 となった関係者の証言には疑問があり、犯人であることを示す証拠はない」として再審を認める決定を出しました。この事件は、昭和61年に福井市で中学3年生の女子生徒が自宅で 刃物 で刺されるなどして殺害されたものです。事件の1年後に当時、福井市に住んでいた前川彰司さん(46)が殺人の罪に問われましたが、前川さんは一貫して 無実 を訴えました。 裁判では現場近くで前川さんを 目撃 したという関係者の証言の信用性が 争点 となり、1審は「証言は信用できない」と無罪を言い渡しましたが、2審は逆に「信用できる」と判断して 懲役 7年の有罪判決を 言い渡し 、最高裁判所で確定しました。 25年前,福井市一男子因涉嫌杀害一名初中女生而获刑。日前,已刑满释放的该名男子向法院提出重审申请。名古屋高等法院金泽分院表示:当初判决该男子有罪的最关键证言中存在疑点,没有可以证明该男子就是作案者的证据,所以接受重审请求。昭和61年,福井市一名初中三年级女学生在家里被刀刺死。事发后一年,当时住在福井市的前川彰司(46岁)被控杀人罪,但前川彰司自始至终坚称自己被冤枉。 当初,看见前川出现在案发现场附近的目击证人的证言是否真实有效成为了左右判决结果的关键。一审时,目击证人的证言被认定无效,前川彰司被判无罪。二审时情况发生逆转,最高法院判定目击证人的证言真实有效,前川彰司被判有罪,处以7年有期徒刑。