福島第一原発1号機では、放射性物質で空気が汚染された原子炉建屋の中に人が入って 復旧 作業を行うため、今月5日から空気の 浄化 を続けた結果、建屋の中の放射性物質の 濃度 は全面 マスク を付けて作業ができる値まで下がりました。 東京電力は、国の 了承 を得たうえで、昨夜8時すぎから原子炉建屋の入り口を開放した状態にしています。これに伴い 微量 の放射性物質が外部に漏れ出すと予想されたため、入り口に設置していた特殊なテントをそのままにして 換気 用の 配管 の一部を外し、8時間かけて空気を入れ替えてきました。東京電力によりますと、これまでのところ原発周辺の放射線量の値に異常は見られないということです。 1号機の原子炉建屋では、配管などを外したうえで、経済産業省の原子力安全・保安院の職員の立ち会いのもと、午前4時20分ごろからおよそ30分間、作業員が中に入り、放射線量の測定などをしました。建屋の中の状態に問題がなければ今後、 格納 容器を水で満たす「冠水措置」に必要な水位計の補正や、「循環型の冷却システム」に使う配管の点検などが行われることになり、1号機は原子炉の冷却機能の回復に向けた作業が本格化する 見通し です。 为了工作人员能进入到空气被污染的堆反应堆舱中进行修复作业,福岛第一核电站1号机于本月5日起已持续进行了空气净化,目前舱中的放射性物质已下降到可以佩戴全防护口罩进行作业的浓度值。 已得到民众谅解的东京电力公司,从昨晚8点过开始就打开了核反应堆舱的入口。因为已经预计到舱口打开后会有微量的放射性物质外泄,所以在入口处放置了特殊的帐篷并撤除了一段通风管,进行了为时8小时的空气置换 。据东京电力称,到目前为止核事故区域周边范围的放射线测量值并未见异常。 在1号机的核反应堆舱,撤除了管道后,经济产业省核安全保安院的工作人员到场,于上午4点20分左右进入到舱中,进行了约半小时的放射线测量作业。如果舱中的情况无异的话,之后将会对在储藏池中注满水这一项“注水措施”进行必要的水位计补正,以及对“循环冷却系统”使用的管道等进行检查,预计针对1号机核反应堆冷却机能的修复作业将正式展开。