独立 行政 法人、住宅 金融 支援 機構 の元営業推進室長が、機構の住宅ローンを扱う 業務 への 参入 をめぐって 便宜 を図った見返りに、金融会社のオーナーらから現金数百万円を受け取っていた疑いが強まり、警視庁は 収賄 の疑いで元室長の取り調べを始めました。 容疑が固まり次第逮捕する方針です。取り調べを受けているのは、東京文京区にある独立行政法人、住宅金融支援機構の元営業推進室長で、現在は住宅総合調査室に所属する、52歳の職員です。警視庁の調べによりますと、元室長は3年前の平成20年、 機構 の住宅ローンを扱う業務への参入をめぐって便宜を図った見返りに、東京港区の「住宅金融 モーゲージ 」のオーナーら2人から現金数百万円を受け取ったとして、収賄の疑いが持たれています。 住宅金融支援機構は旧住宅金融公庫の業務を引き継いで、平成19年に設立され、長期固定 金利 の住宅ローンを 提携 先の金融会社が販売する仕組みで、この元室長は提携先の会社を増やす業務を担当していました。警視庁などによりますと、元室長は新規参入を目指していた 贈賄 側の オーナー らに、審査が厳しい新規参入ではなく、すでに提携先になっている別の金融会社を買収するほうが簡単だと持ち掛けて、買収を 斡旋 していたということです。 独立行政法人住宅金融支援机构原营业推进室长涉嫌受贿的行为浮出水面,该原室长涉嫌从金融公司的经营者处收取数百万日元现金,作为为该公司参与经营本机构的住房贷款业务提供方便的报酬。 目前警方因涉嫌受贿开始对其进行调查,如罪名成立,将对其实施逮捕。接受调查的是位于东京文京区的独立行政法人住宅金融支援机构原营业推进室长、现就职于住宅综合调查室的一名52岁的员工。警方调查发现,该原室长于3年前的平成20年,从东京港区的“住宅金融抵押贷款”公司的2名经营者处收取数百万日元现金,作为为其参与经营本机构的住房贷款业务提供方便的报酬,有受贿嫌疑。 住宅金融支援机构成立于平成19年,继承了原住宅金融公库的业务,经营模式为通过合作的金融公司提供长期固定利率住房贷款,该原室长当时负责开拓合作公司。据警方介绍,该原室长为希望参与住房贷款经营的行贿方经营者提供的方便并非是使其通过严格的审查,成为新的合作伙伴,而是从中斡旋,帮助其收购已经成为合作伙伴的其他金融公司,声称这是最简单的方法。