岩手県出身でサッカー元日本代表の小笠原満男選手が被災地の小学生を招き、盛岡市でサッカーの交流会を開きました。この交流会は被災地の子どもたちを元気づけたいと小笠原選手が企画し、 大船渡市 や大槌町などの小学生およそ200人が参加しました。今回の震災で子どもたちの中には津波でサッカーの道具を流されたり、グラウンドが使えなくなったりして、サッカーができないでいる子どももいます。 子どもたちは、芝生の グラウンド の上を元気に走り回って久しぶりのサッカーを楽しんでいました。小笠原選手はプレーはしませんでしたが、最後にフリーキックを披露し、ゴール前に並んだ100人以上の子どもたちの壁を越えて、直接 シュート を成功させていました。小笠原選手は「苦しい状況を乗り越えればたくましい、素晴らしい選手が育つと思うので、これからも練習や試合ができる環境を作ってあげたいです」と話していました。 また会場では、小笠原選手から スパイク や ユニホーム などが子どもたちにプレゼントされました。大槌町から参加した小学4年生の男の子は「サッカーの道具は津波で全部流されました。小笠原選手からもらったものを大事に使って頑張って練習したいです」と話していました。 岩手县原足球国脚小笠原满男邀请受灾地区小学生,在盛冈市举办了一场足球交流会。本次交流会由小笠原策划,旨在为受灾地区的孩子加油打气,来自大船渡市和大槌街等地的约200名小学生参加了此次活动。受本次地震影响,很多孩子因足球用品被海啸冲走,操场无法使用等原因无法进行足球运动。 活动中,孩子们尽情在草坪操场上奔跑,享受着久违的足球乐趣。小笠原没有参与比赛,在活动最后进行了任意球表演,球飞过球门前100多名孩子组成的人墙,成功射入球门。小笠原表示,艰苦的环境能够造就坚韧优秀的运动员,今后我还将继续为大家创造练习比赛的环境。 交流会上,小笠原还向孩子们赠送了钉鞋、运动服等礼物。来自大槌街的一名小学4年级男生表示,我们的足球用品都被海啸冲走了,我们会格外珍惜小笠原赠送的礼物,加倍努力练习。