東京電力福島第一原子力発電所の事故で、最も燃料の 損傷 が激しいとされる1号機では、原子炉への 注水 を続けた結果、 格納 容器 の下側の 球形 部分に半分ほど水が溜まっていると見られると分かりました。 東京電力は「格納容器の一部を水で満たして、原子炉を冷やす計画ですが、国は、大量の水が溜まると 耐震 性に影響する恐れもあるとして、 強度 面での確認が必要だ」としています。福島第一原発の事故の 収束 に向けて、東京電力が示した工程表では、1号機と3号機について、今年7月中旬を 目処 に原子炉の燃料の高さまで、格納容器を水で満たすことで、原子炉の安定的な冷却を実現したいとしています。 このうち、燃料の損傷が最も激しいとされる1号機では、原子炉を冷やすために1時間に6トンの水が注入されていますが、東京電力は「この水が蒸気となって、格納容器の中に流入し、その後冷えて再び水になり、格納容器内に溜まり始めている」と見ています。 在东京电力福岛第一原子能发电站事故中燃料损毁最严重的一号机组内,对反应堆持续注水之后发现安全壳下侧球形部分的一半已经贮满了水。 东京电力称:“我们的计划是让安全壳的一部分积满水以此来冷却反应堆,但国家担心大量积水对抗震性可能造成影响,因此必须确认安全壳的强度。”为解决福岛第一原发的事故,东京电力在递出的进度表中给出了到今年7月中旬,1号和3号机组反应堆安全壳内的注水高度要达到反应堆燃料高度的目标,表明了稳定实现反应堆冷却的意愿。 目前,为了冷却燃料受损最严重的1号机组反应堆,东京电力正以每小时6吨的水量进行注水。公司认为“注入的水会先变成水蒸气流入安全壳中,之后冷却再变成水开始在安全壳里驻留。”