福島第一原子力発電所の2号機で、原子炉から出たとみられる高濃度の放射性 物質 を含む水が、海に 直接 、流出しているのが見つかった問題で、東京電力は、流出を食い止めるため、水が流れている 配管 に水分を 吸収 する 特殊 な 素材 などを流し込み、配管を塞ぐ作業を行いましたが、今のところ海に流れ込む水の量に明らかな減少はみられないということです。 福島第一原発2号機では、昨日、海水を取り込む取水口近くの「ピット」と呼ばれる コンクリート 製の施設にひび割れが見つかり、高濃度の放射性物質に汚染された水が直接、海に流出していることが確認されました。このため、東京電力は、水を吸収して 膨張 する「高分子 ポリマー 」という特殊な素材などを使って、水の流れをせき止める方法を試すことにし、今日午後1時40分すぎから作業を行いました。 効果を高めるため、高分子ポリマーのほか、おがくずや新聞紙なども投入したということですが、配管の中に十分に入らず、今のところ、海に流れ込む水の量に明らかな減少はみられないということです。このため、水をかき混ぜる作業が行われています。 また2号機では、タービン建屋にたまった水や建屋の外にある「 トレンチ 」と呼ばれるトンネルにたまった水から、高濃度の放射性物質が検出され、東京電力は、これらの汚染された水が、海に流れ出ている可能性があるとして、「トレンチ」に色のついた水を流して、どのような経路で海に流れ出しているのか、調べることにしています。 从福岛第一核电站2号机组核反应堆排出的高浓度放射性污水直接流入大海。为阻止污水流出,东京电力公司向竖井管道里注入了可吸收水分的特殊材料以封堵管道,然而目前流入大海的污水流量并没有明显减少。 福岛第一核电站2号机组海岸边取水口附近一处混凝土墙壁发现存在裂缝,证实了高浓度放射性污水直接流入大海这一情况。为此,东京电力公司从3日下午1点40分开始使用一种被称为“高分子聚合物”的特殊材料,它可以通过吸水膨胀来阻止污水外泄。 为了实现更好的堵漏效果,除高分子聚合物之外,虽然还投入了锯末和报纸,但竖井仍未完全被填满,目前流入大海的污水流量并无明显减少,为此也对水进行了搅拌作业。 另外在2号机组,涡轮机房和机房外管线通道里的积水也被检测出含有高浓度放射性物质。由于这些污染水有流入大海的可能,东京电力公司正在从管线通道大量排出带色污水,力图查清其流向海中的途径。