山里:先輩はいったんは奴らの仲間になったかのように見せかけて、あの子を守り切ろうとしたんです。 春山:それで誘拐したのか? 山里:はい。その時…。あなたが先輩を殺す夢札を見てしまい。先輩は計画を変えることにしました。警察の目の前で自分が死ねば組織は古藤結衣子を諦めて手を引かざるを得なくなるだろう。その ヒント をあの予知夢が教えてくれたと。 春山:それで我々を呼んだのかあの船に。 彩未:私が行くことは確信していたの? 山里:先輩は確信していましたよ。