宮下:ここなら秘密会議にぴったり だ。小西:しかし何でこのメンバー? 杏子:小西先生さっきみんなの前でびしっと言ってくれたじゃないですか。だから、私が気付いたことも真剣に聞いてくれるかなって思ったんです。 宮下:若手じゃ、一番のやり手で管理職にこびときゃ出世しそうなのにね。 小西:興味ありませんよ。 宮下:ところで、俺は? 杏子:一番に同意したから。 宮下:うれしいね、ピュアな杏子ちゃんに信頼されるなんて。 杏子:宮下先生、私のことを誤解してません? 宮下:いやいや、俺も小西君も何年も先生なんて呼ばれてると自分ではまともだと思っていても、世間からはちょっとずれてしまうもんなんだよ。でも杏子ちゃんはまだ大丈夫だ。で、気付いたことって? 杏子:これです。 宮下:A組にあったのに何で担任の俺宛てじゃないんだ。ていうのは置いといて、これがどうかした?あっ。 杏子:気付きました?