白戸:仁志くん? 黒崎:いや、このまま俺を匿ってたら、白戸まで共犯になっちまうかもな。 白戸:仁志くん。 黒崎:本音とさ、確かに幼馴染とは言え、俺達もう六年も会ってなかったわけじゃん。だから、警察にゆられんじゃないかって思ってたんだ。でも、お前は俺を裏切らなかった。そのお前をもうこれ以上巻き込みたくないんだよ。白戸:でも、他に行くとこないんでしょ?だったら、ここに… 黒崎:まあ、大丈夫、何とかするよ。 白戸:何とかって。 黒崎:そのうち、テレビとか出るんじゃない?殺人犯とかへ。