吉本:今お配りしているのは遺書です。 生徒A:いらねえし? 生徒B:うちらやってないじゃん? 生徒C:意味なくね?これ… 吉本:もし、茂之君をいじめたら、この遺書を自宅に残して、死にます。 相川:冗談じゃない。僕たちはいじめてません。 吉本:でもそのいじめを黙認してたんだろ! あっ、そうそう。山尾君、園田君、竹下君、市原君、三井君。 君たちは証拠付きだ。見えるかな? 山尾:おい、汚えぞ? 吉本:武器を使ってくれたおかげで話題性十分だよ。 茂之が死んだら、これを学校教育委員会マスコミ各社に送りつける。 そしたら、お前らも立派な犯罪者だ。こいつらだけじゃない。 こいつらのいじめを見て見ぬふりをしていたお前らもみんな共犯だ! 相川:これって脅しじゃないですか! 吉本:脅しだよ。いいか? 俺はお前たちの先生でもなければ親でもない。 今度茂之がいじめに遭ったら、お前らの人生台無しにしてやるからな。