哲也:どうすんの?お前のことだろ? 翔太:何でここに。 哲也:この掲示板の存在は知ってたわけ? 翔太:一応。兄貴はどうして? 哲也:俺はネット 上で鼻が利くの。でもお前は偶然じゃないだろ? 翔太:試験が終わった後に面白い掲示板があるって教えてくれたやつがいたんだ。携帯ですぐに見たけどそのときは俺のことなんか書いてなかったし。 哲也:同じ学校のやつ? 翔太:いや、知らないやつだった。 哲也:ふ~ん。じゃあお前のこと書き込むつもりでわざと教えたわけじゃなさそうだな。 翔太:でも、そいつ俺以外にも教えてるかもしれない。 哲也:で、同じ中学のやつが悪口を書き込んだ。お前心当たりあんの? 翔太:たぶん。 哲也:どうせお前がちょっかい出してたんだろ。 翔太:ちょっとからかってやっただけだよ。 哲也:どうだかな。まあいい。それよりこの書き込みは合ってんのかガセなのかどっちなんだよ。 翔太:試験中携帯鳴ったと親父に言ったけど。 沢村:翔太、おお、こっちだ。試験はどうだったんだ?