覚馬:これ八重が? 山本:昔、叱って取り上げだげんじょ。親の目盗んで今でも続げでんのは分がってた。 子どもの絵でも勘所はつかんでる。一づも教えねえのに天性っつうもんだべ。やっぱり鉄砲の家の娘だ。八重は力もある。胆力でも男に負げねえ。仕込んだらものになんべ。んだげんじょ、それが何になんだ。今でせえ世間並みがら外れたおなごだ。この上鉄砲なんぞやったら物笑いの種だ。ヘボならばまだいい。いい腕になったら困んだ。おなごが鉄砲の腕振るう場所はどごにもねえ。いずれ切ねえ思いする 。 觉马:这是八重写的吗? 从前责骂她没收起来的。我也知道她一直瞒着我们偷偷自学到现在。虽是小时候画的,却都抓住了要点。我什么都没教过她,这只能说是天生的了。果然是步枪之家的女儿啊。八重气力大,胆识也不输男儿,加以培养一定能万事。可是,这又能如何。她如今已是不随世俗之流的女子。要是再拿步枪,只会落人笑柄。若是不出彩还好,可要是技艺过人可就麻烦了。没有任何地方会让女子施展步枪之技。总有一天会吃苦头的。