蝶子:いや、いやいや…そんな! 三船:上原君!大体君はやり過ぎなんだよ! 蝶子:すいませ~ん。 三船:犯人逮捕が第一だからといってね。何も八百屋の店先に投げ飛ばすことなんかないんだ! 蝶子:それならご主人に笑って許していただけました!「とんぼくんの入学式に免じて」なんて…。 三船:とんぼくんの入学式なんて全く関係ないよ!君のおかげでね始末書をどれだけ書いたと…。(蝶子:そんな固いこと言わないで。) 蝶子:課長、ちょっと見てくださいよ! 三船:何を見るんだ!? 蝶子:ねぇ~この顔!もうホント…。 三船:君のご主人が上半身裸で昼寝している姿を見て、私が何てコメントすればいいんだ?蝶子:ぬっ! 三船:君はね、そんなことで話…! 蝶子:こっち、こっち…。 三船:かわいいね~。 蝶子:でしょう! 三船:とんぼくんいくつになったの? 蝶子:6歳です~。 三船:6歳かぁ、アハハ!ウチの子にも6歳の時があったんだ~。今じゃね、親よりデカい面してるよ。 蝶子:えっ、そうなんですか?誰に大きくしてもらったと思ってんでしょうね~! 三船:分かる?分かってくれる? 蝶子:もちろんです! 三船:上原君、子供なんてのはね成人したら、親なんて寂しいもんだよ。あぁ。