音無:なんですか? 丹内:あなたは事件の少し前本間ともめてたそうですね。 音無:えっ? 丹内:あなたは本間と話した事がないと言ってたけど、それは嘘ですね? 音無:丹内さん! 丹内:幽霊話を盾 に、心神耗弱を狙ってんじゃないのか?音無:何言ってんですか、丹内さん。 丹内:本間はギャンブル好きで相当な借金を抱えてた。金目当てであんたの過去を探り出した。そういう事だよな? 音無:丹内さん! 丹内:俺は幽霊話なんかを利用して、嘘をつく人間が大嫌いなんだ!あん?なんだよ全く…。 音無:ちょっと来てください! 丹内:離せ、おい! 音無:どうして勝手な事するんですか! 丹内:離せ!俺は普通に捜査してるだけだ。いくら副総監の命令とはいえ…。 音無:しーっ! 丹内:なんだ!え? 音無:声がでかいんですよ。もう聞こえてましたよ、今の。残りあと24時間。人に聞こえないところでこれからの作戦を練りましょう。 丹内:俺はもういい!帰る。