ひとひら… 汲んだ逆巻く想 何の意味を成したか 堂々巡りの果てに辿り着いたソコは 僕がアノ日、賽を投げ歩みを始めた振り出し 生き方がわからない ただ…ソコに在るだけで… 何を置き去りにして 何を追い掛けるのか 少しだけ…ほんの少しだけ遠回りしただけで… また僕はここにいる… 死にたがりの迷子 死に方も知らないくせに… 曝け出したソレが「僕」なのか 欺き続けるソレが「僕」なのか 何か求め… 何かを捨てて… それでも尚、何かに飢えている… 「僕」が「僕」で在る為に「僕」をやめてアノ日だけがこびり付いたまま離れず足掻く こんな気持ちになるくらいなら… こんな気持ちになりたくないから… 「僕」を殺したはずなのに… 生き方がわからない ただ…其処に在るだけで… 何を置き去りにして 何を追い掛けるのか 昨の意味 明の意味 現の意味を求めて 迷い惑う斑模様 膝を抱え闇に耽る