「運命なんだ、ドンマイ!」…なんか、言ってても 貫通した銃創には 効きゃあしないのさ 黒く灼けて 爛れだし 疼いてる 「困難なんだ」…どんなにそっと、触っても ジンジン痺れ ビンビン響き 滲んでく血は 紅く染まり 流れだし 止まらない 誰かが敷いた軌道(みち)を「否」と唱えるならば 傷を怖れず 行くしかない 道なき道を 絕望が 今 希望へと変わるとき 繰り返し 濃霧に視界奪われ 見失うけど 絕望を知る その心だけが そう 切り拓く 明日へ続く未来へ 続いてく 光る 航路を