[00:12.92]耳を澄ますと微かに聞こえる雨の音 [00:19.70]思いを綴ろうとここに座って言葉探している [00:25.50]考えて書いてつまずいて消したら元通り [00:31.91]12時間経って並べたもんは紙クズだった [00:38.64]君に伝えたくて 巧くはいかなくて [00:50.53]募り積もる感情は膨れてゆくだけ [00:57.44]吐き出すこともできずに [01:03.48]今僕の中にある言葉のカケラ [01:10.16]喉の奥、鋭く尖って突き刺さる [01:16.27]キレイじゃなくたって 少しずつだっていいんだ [01:23.48]この痛みをただ形にするんだ [01:42.72]何をしても続かない子供の頃の僕は [01:48.92]「これぞってモノ」って聞かれても答えに困っていた [01:55.12]そんな僕にでも与えられたものがあると言うんなら [02:01.51]迷い立ち止まった自分自身も信じていたいな [02:08.30]僕がいるこの場所は少し窮屈だけど [02:20.31]愛に満ちた表情でぬくもり溢れて [02:27.80]そして君の声がする [02:33.11]足元に投げ捨てたあがいた跡も [02:39.86]もがいている自分も全部僕だから [02:45.83]抱えている想いをひたすらに叫ぶんだ [02:53.70]その声の先に君がいるんだ [03:24.93]耳を澄ますと確かに聞こえる僕の音 [03:31.11]空は泣き止んで雲が切れていく [03:38.94]今僕が紡いでいく言葉のカケラ [03:45.50]一つずつ折り重なって詩(うた)になる [03:51.46]キレイじゃなくたって 少しずつだっていいんだ [03:58.72]光が差し込む [04:04.30]この声が枯れるまで歌い続けて [04:11.20]君に降る悲しみなんか晴らせればいい [04:17.10]ありのままの僕を君に届けたいんだ [04:24.22]探していたものは、目の前にあった