[00:11.90]花道を薄く照らして [00:17.92]寄せ木細工 音を奏でた [00:23.78]艶やかな 上弦の月 [00:29.57]雲に消えた 傘もないのに [00:34.94] [00:35.17]朝がきてそれが春の霜解(しもど)けの様に [00:40.79]凍てついた恋がいつか 熱く流れるならば [00:46.63] [00:46.89]終わらない雨の中で抱きしめて [00:50.39]貴方が答えを隠しているのなら [00:55.87]変わらない声でどうか囁いて [01:04.74]壊れた心をせめて包んで [01:12.21] [01:22.34]傾いた気持ちはやがて [01:27.95]秘密ばかり増やしてたこと [01:34.00]また一つ「変わらないで」と [01:39.67]頬の紅を崩してたこと [01:44.97] [01:45.28]降り続く雨がやがて洗い流した [01:51.02]鮮やかな色を付けた雪の椿の様に [01:56.65] [01:56.96]仮初(かりそめ)の夢がいつか覚めたなら [02:03.14]貴方を探して何処へと進むだろう [02:09.03]ささやかな願い事をしたことも [02:14.78]見渡す景色も忘れてくだろう [02:21.01] [02:21.28]遥か遠く離れて それはとても儚く [02:29.90]過去も現在(いま)も全てを 託していくなら [02:39.00] [03:01.89]終わらない雨の中で抱きしめて [03:07.55]貴方が答えを探しているのなら [03:13.35]雪椿 紅く染まる花びらに [03:19.29]今宵を預けて迷い続けた