作曲 : 椿 作词 : 哀 かんざし裾引きにだらりの帯 ぽっくり下駄が祇園に一足 うしろ指をさされるのは慣れた 顔も背ける秘密が歩く 何妙法蓮華経 (信じる者は救われますか?) さあ 垂れ下がれ ゆらゆら左脳右脳 逆さ天井に足を 置屋拷問 ダラダラ嘔吐して 腐った林檎を噛じる 額の傷ひとつ知らぬ癖に 一見さんはお断りどす お茶屋を背にしてお座敷帰り また後ろ指さされてました 白粉で隠す眼も閉じる過去 醜い容姿 置屋の拷問 先斗町でポタポタ嘘が墜ち -------、下り物被る 何妙法蓮華経 (答えてください) 滴る唾液 逆さま風車 足を浮かべたブランコ どうぞ 突き上げたアレ咥え垂らし 歪なお味はいかが? …… 京都祇園と芸者の逆恨み 最低最悪は父 耳を塞いだ 見知らぬ喘ぎ声 腐敗 吐き気咲き林檎 身籠った可愛い我が子は 安らかにスヤスヤと 眼を見開く無口な母は 押し入れの中。