夢の終わり
差し込む光
旅路の果てに
遠い記憶
微かに惨む
始まりの日よ
長い長い道を
一人歩いてきたよ
歌う旅人は空を見上げ
「どうして僕は歩き続けるのだろ」
この空に羽ばたいて
眩しくて悲しくて
過去から未来へと
時をつなげる君の
揺らめいて映るその姿
指先にふれて消える

長い長い道を
独り歩いてきたよ
歌う旅人は空を見上げ
「それでも僕は歩き続けるのだろう」
この空に羽ばたいて
会いたくて切なくて
過去から未来から
僕を呼ぶその声に
もう一度手を
たとえばね
幸せはすぐ傍にあるなんて
囁いたその声を
決して離さぬように
煌めいて映るその姿
ただ風に溶けて消える
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