先を行くのは無邪気な君 あとを追うのはグズのわたし 転んで泣いたら 笑って手を 差し出してくれたね 君は覚えていますか 迷わずに手を取ったあの日から 物語はそれぞれに変わってく 君 今も私の王子様 でも 現実は違う 君が選んだのは私とはタイプも 君の好きなとこも違う女の子 わたしそばにいられればいいなんて誤魔化してた 追いかけても届かない 辛くてやけになって開けたピアス 君の優しさに甘えていたことや なくすのを恐れて逃げてしまったことに 針で穴を開けた もう痛いの消えろ 「彼女のこと大事にするよ」って 君 笑って強く頷くのは きっとこんなすれ違いを もう何度も前からしてきたんだね 今度は決めたんでしょう? 君が選んだのは友達の私 失わないふたりの関係 私もそう考えてた でもこんなに 失ってしまったよ君を ミヤコワスレがあの日の君のように 私に優しく揺れてみせた 私このままもう少し泣いていいよね さよなら ふたりの恋心