嗚呼 川浴いの煙(けむ)たつ 息苦しいこの街で私生まれて 嗚呼、嗚呼 機械的な日常(にちじょ)に 心まで受け流す様は まるでバルトコンバア 空(から)っぽに見えたの 薄い空が 私なんで産まれたんだっけ? 檻(おり)みたいな教室で教師は 掛(か)け替えのない命と言った 大人になって 社会は無情で 教科書出して 殴(なぐ)り書いた 先生 どうして私たち 替えがあるの? music... 嗚呼 連れてって遠くまで 息苦しいこの街を抜け出したいの 涙 こらえ仰ぐ遥か先 自由の風切るツバメが 私を見てた せま過ぎて見えない 自分のこと 私そんな不幸なんだっけ? ぶつかる壁(かべ)を超えてから言えよと 傷のある嘴(くちば)が語った 眠れることの 食べることの 意味すらわかんなくなってた 弱い私を叱(しか)って 正しいこと 間違ったこと 都合(つごう)で変わる人間を笑ってよ ツバメよ 空から見る私も この街の 部品(ぶひん)ですか? 私のこと 忘れないで 抑(おさ)えないで 代わりじゃない 私は此処 刻(きざ)み付けて 強く強く 生きていくこと 私はもう 恐れないから