割れた欠片 散らばり 虚ろな視界がまだ 霞んでいく 痛みを与えられて 傷付き 泣き叫んだ 声は今も... 引き返せないまま 歩いてく もうあの頃の様には なれなくて 震え続けた体が 軋んでく 水面に映る雫が 切なくて 止めどないほど 流れ続ける 鮮血を眺めながら 堕ちていく 痛みも感じられない 感覚が 終わりのない絶望を描いてく 傷が 疼き始めて 流した涙が 枯れ果てていった 瞳を閉じ 願った いつかは あなたに抱きしめて欲しい 憎しみの連鎖が 続いてく 枷を嵌めた足から 家む傷が 深く抉られる思い 抱きしめて 何も考えることも 出来なくて 崩壊する意識 何もかも 失われる 記憶だけ砕け散る 鈍く輝く刃が 突き刺さる 終わりを告げる鮮血 流れてく