[ti:pièce d'or] [ar:<echo>PROJECT] [00:00.00] [00:19.16]憶えてて 憶えてて わたしの面影 [00:23.90]何もないこの空に星を降らせて [00:28.67]逝かないで 逝かないで 針を手折るのに [00:33.55]往かないで 往かないで 時は止まらない [00:38.32]消えないで 消えないで 誰かの面影 [00:43.09]風に舞う花びらは夜空に踊る [00:47.82]鐘が鳴る 鐘が鳴る 終焉を告げる [00:52.67]繋がれた手の中に古びた金貨がひとつ [01:00.58] [01:17.23]土に汚れた十字架は [01:21.97]物言わずわたしを責める [01:26.70]花束は風に吹かれて [01:31.60]立ち眩む 白い空の下 [01:36.05]薔薇の園はいつしか寂しく朽ちて [01:41.04]壊れた時計だけが時を刻まず [01:45.77]帰りを待つには広すぎたこの部屋に [01:50.64]誰もいない わたしは独り [01:55.16]憶えてて 憶えてて わたしの面影 [01:59.90]何もないこの部屋に灯り燈して [02:04.81]逝かないで 逝かないで 強く願うのに [02:09.60]往かないで 往かないで 時は止まらない [02:14.29]散らないで 散らないで なけなしの言葉 [02:19.12]呼ばれない名前から空洞になる [02:23.94]鐘が鳴る 鐘が鳴る 夜更けが遠のく [02:28.77]そっと寄り添うように並べた棺がひとつ [02:37.09] [03:22.21]薔薇の枝を手に誓いを交わした [03:26.96]幼い記憶 同じこの場所で [03:31.69]包帯を巻いて接吻を落とせど [03:36.53]動かない羽は折れたまま [03:41.22]目を閉じたから 破れた天蓋 [03:45.70]霧は雨に変わりわたしを焦がした [03:50.60]星灯り消しても虹色硝子に映る [03:56.20]わたしの小さな躯 [03:59.94]憶えてて 憶えてて わたしの面影 [04:04.67]何もないこの空に星を降らせて [04:09.45]逝かないで 逝かないで 強く願うほうが [04:14.40]往かないで 往かないで 時は止まらない [04:19.13]消えないで 消えないで 誰かの面影 [04:23.90]風に舞う花びらは夜空に踊る [04:28.77]鐘が鳴る 鐘が鳴る 終焉を告げる [04:33.51]繋がれた手の中に古びた金貨がひとつ [04:42.27]