こんな不器用さだけを 抱えて生まれついたよ もう少し大きくなれば 見て見ないふりもできる きれいな笑顔だけ閉じこめたい いつだって誰かに押しつけて ああ なんて自分勝手な生き物だろう 心ひびくのは理屈じゃないのだろう 黙っているだけじゃ何もわからないのに ふるえてる僕は吠えることにすら合図がほしい やさしく歌う誰かが 前向いたまま泣いてる 手をのばして触れても 涙をどうしたらいい? そんな風に悲しむならば 思い出など捨ててしまえばいい ああ なんて自分勝手な生き物だろう 心ひびくのは理屈じゃないのだろう カカシのよ立つだけじゃ知りえないのに ふるえてる僕は息をするごとに 目的が 意味がほしい あどけない子供憧れたヒト 三日月のビンとつめた輪郭に似ている この手がくりだすもの すべて刃 今までのこと 傷をつけて無視できない 不明確でいっばいの へなちょこな僕のために 心臓がかき鳴らす 夏の線路を渡れずに這う影らを 焦がれ 熔かれる希望を 結んでれていけ Flowing song 急いて前へ... 前へ泳ぐばかり 今は情けなくて わき目もふれないよ やがて 旅の途中 僕の中咲でくな もっと もっと それは 凛とした情熱だろう 変わる意識に僕は決めだよ 〖ほしい〗だけじゃない 誰かにも伝えよう