雨恋~あまごい~ 薄くひろがる闇のかで いつか来るはずの朝を待ってる ただ冷えるばかりの素肌を隠せない強がり うたかたの姿で ぼくの声は 誰かにとどきますか? あたたかな雨が ぽつり もうひとしずく 地べたに立つだけの試練を 上手にこなせない歯がゆさだけ ただ熱ばかりの心を隠せない酷さを どこにもやれずいる きみが歌う ひかる夢を 時は流れるだけの調べ ぼくの声は 誰かにとどきますか? あたたかな雨が ぽつり もうひとしずく まだ薄くひろがる闇のかで いつか来るはずの朝を待ってる ただ冷えるばかりの素肌を隠せない強がり つながるものがあるなら 忘れかけた世界とぼくの間に か細くたゆたう糸が絡まる。。。ああ 晴れることのないこの空が つかの間の今日から おだやかに色めく