[00:03.54]ある日 目覚めて電車を乗りついできた [00:22.32] 育った町へやってきた そう地元の朝 [00:44.25]「フタ親に会いに行こう (そう)一年振りさ」 [00:55.43] 去年以上に学校が古ぼけて見えたんだ [01:05.71] 坂を登り商店街を横切って [01:12.43] 親の家の前に立った [01:16.21] そしてボンヤリと自問自答したのさ [01:26.29]アイセイ [01:28.23] 「人生なんて人情盗坊 [01:33.52] 助けを乞うて人助け [01:38.74] 助けたつもりが裏切りの果敢ないサガ」 [02:00.36]玄関の前で奮い立って笑顔をつくった [02:11.26] 母は喜びと心配をないまぜた表情で見ていた [02:31.62]「お母さん、この通り、元気でやっているよ [02:45.70] おまけに強い男だから僕は大丈夫さ…(云々)」 [02:56.33]意味も無く得意気に上っ調子で母親に語りつづける [03:06.33] そしてボンヤリと自問自答をしていたんだ [03:17.00]アイセイ [03:18.96] 「立派な大人になりたいな [03:23.88] 立派な大人になりたいな [03:29.65] 確かな仕事をしとげたいもんだな、ああ」 [03:41.47]父はすごく嬉しそうに迎えてくれた [03:50.95] そして笑いながら野球の話などしたものさ [04:03.98]二親ともすでに七十に近いんだ ああ [04:23.83] 結局その日は実家でメシを食って [04:30.75] 色んなものをもらって外へ出た 外へ出た [04:41.76] 外はもう夜だった [04:46.67]そしてイメージのない頭で自問自答したものさ [04:55.85]アイセイ [04:57.52] 「人間なんて人情ドロボウ [05:02.60] 二親に捧げられし愛を [05:07.36] 一体どうやって返そうか?返そうか?」 [05:38.27]渇いた風が吹いた 地元の夜 [05:49.86] 帰りの道を急ぎ足で歩いていた [06:00.09]「トモダチを探してる トモダチを探してる [06:12.13] 仲間達を探してるんだ」 [06:21.54] アイセイ [06:23.60] 「立派な大人になりたいな 立派な大人になりたいな [06:33.98] 体の全て使い尽くして死にたい」 [06:46.81]「今日は月がちょっときれいじゃん」 [06:52.27] 「めぐる ちょっとしたことで めぐる めぐる めぐる」ああ [07:08.10](んん)七色の [07:11.28] (んん)七色の [07:14.58] ココロに虹をかけて [07:18.73] (んん)できるだろう? [07:23.45] (んん)できるのさ [07:26.97] 体の全て使い尽くして死にたい [07:35.29] 俺は死にたい [07:42.26]俺は死にたい