[ti:] [ar:] [al:] [00:00.01]静かに振りだした 摩天楼の涙 [00:22.85]二人 眺める水蒸気と窓に [00:31.40]手あかの跡そっと残すよ [00:35.80]フワフワ 現実の君 [00:38.70]ドロドロ 目の前で溶けて [00:43.00]耳元で囁く言葉だけ [00:50.91]「いつかまた 高過ぎる あの観覧車で」 [01:00.70]誰よりも君が 怖がって居た場所に [01:07.43]今 僕が独り鋼鉄の涙を [01:13.44]降りしきる雨で固めて流すよ [01:19.20]摩天楼から [01:21.70]世界の何処かへ届けばいい [01:26.69]二人 嫌な真昼、夢を眺めて [01:34.50]崩れてゆく時間誤魔化して [01:39.69]フラフラ 意識曖昧 [01:42.90]ドロドロ 離れてゆく君の [01:46.75]かたちが僕に告げたんだ [01:55.00]「今日も土砂降りだね。雨と、踊ろう。」 [02:04.61]誰よりも君が 怖がって居た場所に [02:11.16]今 僕が独り鋼鉄の涙を [02:17.33]降りしきる雨で固めて流すよ [02:23.20]摩天楼から [02:25.50]世界の何処かへ届けばいい [02:56.19]もう 君を待つ [02:59.00]この少し大きめな傘は 捨ててしまおう [03:09.00]Ah すれ違う影に [03:12.75]君は見えないのに 君を探してしまうよ [03:22.74]何よりも君が [03:25.72]怖がって居たものが 僕にも [03:31.23]少し解ったような気がする [03:35.70]何時までも止まない雨が [03:39.50]教えてくれた [03:42.58]自分の弱さを 今 見下して [03:48.48]世界の何処かで [03:54.90]君が独り唄うのなら [04:01.31]何時までも独りで [04:04.50]僕はここにいるから [04:14.95]いつか約束した、 [04:19.25]摩天楼に。