暁の空見上げて 孤独に耐えて佇む 醒めない悪夢に 何故か歪んでゆく陰 どんなに絶望しても 寂しささえ隠して 伸ばした指先 きみに届かないなら すべてを壊して 一人で虚無にかえるの 闇に飲まれ わたし消えて やがて崩れてゆく過ち ふたりで過ごしたあの日の 時は止まったまま 夕暮れ時に話した 幼い頃の思い出 失くした記憶に いつか灯がともるように 霞んだ景色が 風に晴れるように私の 閉ざした こころが 少しずつ溶けてゆく すべてを 閉ざして ふたりで生きてゆくなら 過去を捨てて 今を求め 止めた時が今 動き出す 全てを許して 貴方と二人帰るの 瞳閉じて 闇を抜けて いつか夢見たあの場所へ わたしの求めた未来が たとえ絶望だとして あなたはわたしの隣で 微笑んでくれるの?