穢れを全て吐き出せれば この躰清い心を取り戻せる? 何が正しい事で何が悪か それさえも誰かに委ね目を逸らして いつでも安全な場所から 汚れ帯びた空気を纏って 見下している 取り残された独りの街 何もなく風でけが耳元で騒ぐ やがてわたしのもとで渦巻いてた 風さえも私を置いて吹き抜けていく 愚かな偶像の支配に 取り憑かれた無防備な意志を 蝕んでいく 何故ただ1つ古に許された 知恵の華の実を無駄にするの ただ闇雲に生きるその先に 何が待つと言うの 乾涸びた心を潤す水は まだ澱んでいるけれど いつか澄み渡るのでしょう もうただ1つの私に許された 知恵の花の実は無駄にしない きっと愚かさに気づく者だけが 真の知恵を知る