天地(あめつち)を繋ぐ道 吹く風を見送って 帰る場所を忘れない様に 祈る様に謳う調べ 暁(あかつき)の星灯り 射干玉(ぬばたま)に浮かぶ月 暗い空に迷わない様に 守る様に照らす光 合わせ糸 袖織り 綾なすは偲(しの)ぶ想い 淡い夢の泡沫(うたかた)の世に 深く寄り添える縁(えにし) たなびく霞、消える朝露(あさつゆ) 儚いけれど愛しいものへ 天(あめ)と地(つち) その間 吹く風を待ちながら 戻り道を思い出す様に 届く様に謳う調べ