君と二人で歩いたあの頃の道は無くて それでもずっと歩いた、 何時か君と会えるのかな なだらかな丘の上緩やがに雪が降る 届かないと解っても 君の部屋に一輪 大好きだった花を 今 去年最後の雪の日 堅く交わした約束 思い出せば溶け出し掌から零れて なだらかな丘の上 緩やがに雪が降る届かないと解っても 君の部屋に一輪大好きだった花を 今 窓辺に一人きりで 只雪を見つめてる君を思い出しながら 硝子越しに君を浮かべ最後の口付けして ねぇ 笑ってよ もう泣かないで ここからずっと 貴方を見ているわ なだらがな丘の上緩やがに雪が降る 届かないと解っても 君の部屋に一輪大好きだった花を今 明かりは 静かに 白く染め行く街の中 君が見た 最後の季節色 涙を 落とした 現実とは残酷だね 君が见た最後の季節色 四季と君の色ゃがて消ぇるだろぅ 雪は溶けて街角に花が咲き 君が見た 「色彩は」 そつと溶けてゅく 今年最後の雪の日