自転車で坂道を行く少年 ものすごい速さで 好きな人のことを思うだけで心はおどるばかりで ほんのささいな今日の出来事で世界は輝いて 脚にひめた思いは伝えられなかった 見なれない部屋の中には少年 窓は閉めきったまま 手を伸ばした本の物語はとても退屈なもの 一人暮らしの君の不安は はかり知れないけど 遠くの町の君は知ることもなかった 大人になるということ たとえどんなに離れていても 頭の中を駆け巡るのは一人きり君だ 離ればなれになる人もめくるめく巡り会う連命も 君をとりまことの全てが奇跡そのものだよ つまらないことにこだわる少年 悩みはつきなくて 行く先々で壁にふつかって立ち止まるばかりで 誰よりも自慢できることも背話ばかりだなぁ どこにいても何をしても楽しかった [02:39.89 [02:46.36 [02:51.34 [02:56.85 でも時間は限られている みじかくてながいその中で 夢を見るのも見つけるのも君次第なんだよ いつの時代に生まれようとも どこの世界で亡くなろうとも 君をとりまくことの全てが奇跡そのものだよ