俯く程に、小さくなる声を 捨てたくなくて耳を澄ませてる あまりに綺麗なこの赤い空は 君だけを隠していくようで 手折れゆく花の終末を知って 濁った水が心を擢った 彼らの種は朝を迎えるのか 僅かでも、水を与えよう 幸せを謳い続けた 鳥達は、彼方の空へ 知るはずも無いと笑った 行く先は、僕は知っていた Hello…Hello… 傾いたこの世界 生まれ変われるなら もう一度と 願う奇跡 Hello…Hello… 産声を聞きたくて 幾つ時の中で君の 名前を呼び続けてる 強く、強く、強く… 愛をあげたい 震える夜を灯りで照らしても 崩れゆく体に齿止めも無く 触れ合う地面の冷たさが肌に 押し寄せて大声で泣いた 流れるこの水が海へ行けたなら 彼方の近くへ 心を動かせる大きなうねりに なれたとしたなら Hello…Hello… まだ君を覚えてる 全て忘れ去ってしまう その日が来る前に Hello…Hello… 終わるならこのままで 変わり映えのしない 姿のままで眠らせて 嗚呼 どうか、どうか… 愛した世界へ…、 幸せを謳う鳥が遠い空を 旅してまた此処へ還るのならば 君の傍へ辿り着けるように願った 君の傍にまだ変わる景色が在るなら ずっとうずもれ続けてた 君がね 花を咲かせますように Hello…Hello… 傾いたこんな世界でそっと もう一度 もう一度 願った奇跡 Hello…Hello… 言葉を聞かせてよ ずっと 変わらない 愛を胸に抱きしめて