走り去るのを 決めたのは 鍵括弧を閉じたとき 消えた日を戻すのも 出来そうだと言ったけど 幕が下りる 音も立てずに 何も無かった頃へ 違う話に迷い込んだみたいな 気分だけを抱えながら