覚えた 帰り道の分かり角で 少しだけ笑った君と生温い春の雨 数えた 星を覆う夏花火 誰にも気付かれないように また明日ねって手を振った 改札を抜けて僕らは行く ほら見ろよって指さした町 明かり効果に耳をつけた僕は 最終電車の音を聞く 痴話に紛れってさ 待ち伏せしてるんだよ 君はどんな顔をするんだろう 僕は俯いたまま すれ違ったまま 胸に残ったままの風景を白く染めて 君と行き過ぎる 改札を抜けて僕らは行く ほら見ろよって指さした町 明かり効果に耳をつけた僕は 最終電車の音を聞く 改札を抜けて僕らは行く ほら見ろよって指さした町 明かり効果に耳をつけた僕は 最終電車の音を聞く