石畳なぞって 向かったのはいつもの河原 育ちざかりのツンツン草 見えないあたしを探す君 たまらず来す 君はあたしを見つける 肝心な時に限って君は 明後日の空を眺めているんだ 明日の天気を予測している君の 隣には あたしがいるんだ 夕暮れ時の君の背中を 長い小指を掴んで追いかける 合わない歩幅を倍速でリズムを打つ私の 視線の先は 景色ではなく 君の横顔 肝心な時に限って君は 明後日の空を眺めているんだ 明日の天気を予測している君の 隣には あたしがいますか 明日の天気を予測している君の 隣にはいつも青空と飛行機雲と散歩猫 そしていつもあたしが居れたら [Humming 終わり